医師の主人のすすめで健康食品の治験に参加 | 東京の治験体験談


はなこさん(女性・38歳)の治験体験談

謝礼の金額 1万3千円
治験の日数 1泊2日
治験の種類 中性脂肪の数値を下げる健康食品(お茶)
病院の都道府県 東京都

 

参加しようと思ったきっかけ

医療業界に勤める主人のすすめで登録していた治験ボランティア団体から該当すると連絡をいただき、参加することにしました。

子育て中で無職の状態でしたので、子どもと少しの間離れること、ひとりで電車にのって都内まででること、普段会わないような人と会って話すこと、そのすべてが良い気分転換になるし、さらにお小遣い稼ぎにもなるのだからと、喜んで参加しました。

参加するまでの流れ

私が参加したのは、中性脂肪の数値を下げる効果が期待できる健康食品(お茶)の治験でした。
治験ボランティアに登録する際に受けていた健康診断で、中性脂肪値がやや高めの結果となっていたため、当該治験の対象者としてヒットしたようです。

治験の流れは、大きくは3回の宿泊をともなう血液検査です。
各回で高脂質食品とともに当該健康食品を摂取し、その前後で数値に変化が見られるかを調べる内容でした。

検査結果によっては1回目から2回目、2回目から3回目に進めたり進めなかったりして、私は1回目の検査のみの参加となりました。

参加した治験の詳細・エピソード

全3回の間には1週間〜1ヶ月のブランクがあり、その期間は自宅で通常通りの生活をしつつ、所定の用紙に生活記録と食事記録を記入します。
生活記録の内容は、起床時間、就寝時間、食事と間食の回数と時間、運動の有無と内容、時間などです。

食事記録はかなり詳細な記入が求められました。
食事の開始時間と終了時間、食事の内容はメニューだけでなく、それぞれの調味料を含む原材料の記入が必要でした。

コンビニ等で購入したものであれば、包装材に記載されている原材料の一覧を切り取って所定の用紙に貼り付ければよいので簡単でした。
外食も店名とメニュー、それから分かる範囲で材料を記載をするだけ。

一方、自分で作った食事の場合は、こまかく材料と調味料を記載しなければならなかったので、これは手間でした。
治験2日前からアルコール禁止、前日は夕食後から絶食でした。

検査前日は指定の宿泊施設に泊まるので、夕方16時頃にクリニックへ出向き、まず、治験の説明を受けます。
その後、指定のお弁当を食べます。
お弁当は普通の幕内弁当でした。

ちなみに同じ治験に参加していた方は複数いらして、全部で30名程度。
男性女性、若い方お年を召した方、様々な方がいらっしゃいました。
食事の後は完全絶食で、提供されるお水だけが摂取可能。
治験者全員で指定のビジネスホテルまで移動し、夜12時までに就寝するように言われました。

翌朝は6時に起床。
各自で採尿を実施し、クリニックへ移動。
7時から身体検査と採血を実施しました。
私はこの時の採血の結果、中性脂肪の値が低すぎて対象外となってしまったことを2回目の検査に進めるかどうかの連絡を受けた際に説明されました。

8時からいよいよ検査が始まります。
負荷食品(ハンバーグとフライドポテト、バター付きのパン)と健康食品のお茶を摂取し、約1時間おきに4回採血をします。
採血の間はクリニックに缶詰で、読書や簡単なPC作業、ゲームなどをして過ごします。

4回目の採血が終わって謝礼を受け取って帰るのは14時頃でした。
以上が治験に参加するまでの流れと詳細です。

治験に参加してよかった点・悪かった点

参加して思ったのは、まず、私の場合は子供と離れてひとりで一泊できる、そのことがなにより嬉しかったです。
採血の間の空き時間にはずっとやりたくてもできなかった写真の整理とアルバム作りもできました。
子育て中のお母さんにはもってこいのアルバイトだと思います。

夫も1泊二日、ひとりで子供の面倒を見切れたことで父親としての自信がついたと言っていました。
その点もとても良かったです。

ただ、人によってはこの点が悪い点になるのかもしれません。
子供を置いて出かけらない人は在宅でできる治験の方が良いと思います。

また、結局は問題ありませんでしたが、私は健康診断で貧血気味と診断されていましたので、何度も採血する当該検査は、ややリスクがあると言えるかもしれません。

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