入院・⾧期の治験モニターは高額報酬が大きな魅力


高額報酬を手にしたければ、狙うのは長期入院の治験

でもどんなものか中々想像がつきませんよね。

今回は参加した人の声をもとに、入院・長期の治験についてお伝えします。

治験には「通院」「入院」がある

治験は大きく分けて「通院」「入院」の2タイプがあります。

「通院」はその名の通り、病院や施設に通って治験を受けることです。1回だけのものもありますが案件によっては「1年間で15~30回通院」等、長期間に渡るものもあります。

「入院」は病院や施設に宿泊をして治験を受けるということ(この場合、退院前後に数回「通院」することもあります)。1泊2日の治験もありますが3泊4日や9泊10日等、内容によってさまざま。中には23泊24日という長期入院もあります。

入院中、検診・測定など以外は自由!

基本的な過ごし方

入院で行うことは、体重や体温、血圧、心電図等の測定や採血など。その他の時間は基本的に自由になります。食事も3食キッチリ無料で食べられるのでお金の心配をしなくても大丈夫です。また起床・消灯時間や食事時間が決まっているため、規則正しい生活にシフトされるというメリットも。

治験中はほとんどの場合外出は禁止で、部屋は個室ではなく相部屋が多いです。「みんなと仲良くワイワイするのは苦手なんだけどな…」と心配する人もいるかもしれませんが、基本的には多くの人が一人でのんびり過ごしていたようです。

必要なもの

入院の治験で必要なものは以下の通り。

  • 印鑑
  • 身分証明書(免許証や保険証など)
  • 下着

シャンプーや歯ブラシ、シェーバーなどのアメニティが用意されている所もありますが、そうでない所もあるようです。入院前に一度確認した方が確実ですね。

ただ薬類全般、サプリメント、煙草・ライター、飲み物・食べ物の持ちこみはNG。こうして見ると旅行に行くより荷物は少なくなります。

入院で一番困ることは「暇」

この入院中、一番困るのが「暇な時間が非常に多い」ということ。病院・施設内に漫画やゲーム、DVDなどが置いてありますが、場所によって品揃えにバラつきがある様子。実際に参加した人は携帯電話やパソコンの持ちこみをオススメしています。「携帯電話って使えるの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、大体は使用許可されています(こちらも場所によってはNGなところもあるようです)。またパソコンを持参する場合、ポケットWi-fi等を持っていくとさらに安心です。

この自由時間に試験・資格の勉強をする人も少なくありません。折角ゆっくり過ごせる時間、何をして過ごしたいか考えて行くのも手ですね。

長期治験のメリットは高額報酬、デメリットは都合をつけにくいこと

メリット

メリットは、やはり報酬が非常に高額なこと。拘束される期間が長いとそれだけ報酬も上がっていきます。治験募集サイトでは過去に約4ヶ月間に入院2回(20泊と23泊)を行う案件が掲載されていました。軽減負担費は89万1298円。月額換算すると大卒の平均的な初任給以上の額が手に入ります。

デメリット

デメリットは、自由時間は多いけど外出は出来ないこと、そして社会人だと中々都合がつかないことです。大学生やフリーターなど時間に都合がつく人でなければ、参加のハードルは高いかもしれません。しかし行けるのであれば参加の検討をオススメします! こんなに割のいいバイト、中々ないですよね。

治験募集サイトはいくつか登録するのがおすすめ

高額な報酬を簡単に得られるのが、長期入院の治験。

参加できる人は限られますが、参加したことがある人の多くは「また参加したい」と考えているようです。中には「普通に働くのがバカらしくなる」とまで思ってしまう人も(そこまで言われたら、ちょっと参加して確認したくなってしまいますね)。

とはいえ、高額報酬の長期入院で、さらに自分が参加しやすい近場の治験はいつでも募集されているわけではありません。

複数の治験募集サイトに登録しておけば、高額報酬の治験が見つかる可能性がぐっと高まります。