『治験』をやってみたいけど中々踏み出せない、なんてことはありませんか?
特に「本当に安全なんだろうか?」「危ないくすりだから高額報酬なのでは?」と思われる方もいらっしゃいますよね。
今回は「治験は本当に危険なのか?」そんな不安な疑問に切り込んでいこうと思います!
疑問その①「副作用の強いくすりを飲まされる?」
「治験で使われる薬は副作用が強いものばかりなのでは?」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、厳密に言えば、どんな薬でも少なからず副作用はあります。
例えば、風邪薬を飲んで眠くなることがあるというのも副作用です。治験では、事前に試験管の中や動物での実験を重ねた上、人間への安全性を確認し、問題がないと予測されるものだけが使用されます。実施についても、国の基準に沿って安全に配慮した綿密な計画書に基づいて慎重に進められています。治験は、安全性の認められたくすりで、安全な手順で行われているのです。
この治験は医師の説明のもと、参加者は自由意志で参加を決めることができます。不安であれば、担当医師としっかり相談をして決めてみてくださいね。
疑問その②「出されたくすりは絶対に飲まなければいけない?」
基本的に、出されたくすりは全て飲む必要があります。
ただ治験の中には有効成分を含まない偽薬「プラセボ」を飲む可能性もあります。実際に偽薬を飲んでも「くすりを飲んだ」という安心感から、半数くらいの人が治ってしまうことがあるそうです。この要素を排除し、治験薬の効果を確かめるために「プラセボ」が使用されます。治験薬はプラセボと比較してはっきり上回る効果がなければ『薬』として認められません。「プラセボ」を飲む可能性もありますが、こちらも創薬に必要な臨床試験です。
正確なデータを取るためにも、処方されたくすりはすべて飲んでくださいね。
疑問その③「体にあわない薬を飲まされたりするんじゃ……?」
特に心配に思われるのが「健康面で悪影響があるのでは?」ということではないでしょうか。
この点においては、ご安心ください。
そもそも参加条件にあった治験にしか参加できません。その上で健康診断を受け、医師の診断のもと参加の可否が決まります。逆に、治験に参加することが日々の健康管理になる、とも言えるかもしれません。
それでも治験は怖い・心配だと思う方は、より副作用が少ないトクホ(特定保健用食品)や健康食品、化粧品を試すモニターを試してみてはいかがでしょう。報酬をもらって、気になる製品を試せるのも嬉しいですよ。
さいごに
いかがでしたか?あくまでも治験は「新しいくすりの安全性と有効性の最終チェック」です。
この記事で、少しでも不安が解消されたのなら何よりです。
あなたが信頼できる治験募集サイトで、納得のいく治験がみつかるといいですね。