かえでさん(女性・48歳)の治験体験談
謝礼の金額 | 9万円 |
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治験の日数 | 治験実施期間:2か月間 通院は2週間ごと |
治験の種類 | 抗アレルギー(花粉症)の新薬 |
病院の都道府県 | 静岡県 |
参加しようと思ったきっかけ
私が経験したのは、抗アレルギー剤(花粉症)の治験でした。
知り合いの耳鼻科医院の看護師から治験モニターの探していると聞き、興味があったので参加しました。
参加するまでの流れ
治験の流れは、まず、私が治験モニターに値するかを調べることから始まります。
病院に行き、血液検査・血圧の測定・医師の問診を受けました。
血液検査で、私が健康体であることと、花粉に対するアレルギーを持っていることが分かりました。
同時にアレルギーのレベルも判明しました。
スギ花粉症であることが証明されたので、治験対象者と認定され、モニターとなりました。
参加した治験の詳細・エピソード
治験の実施期間は、スギ花粉が飛散する時期(2月下旬から2か月)でした。
対象の薬を一日一回、就寝前に飲むように言われました。
また、毎日の報告義務がありました。
報告内容は、薬を飲んだ時間、その日の花粉症の症状を報告します。
報告の方法は、治験開始時に治験の会社から渡されたスマートフォンを使い、ネットにアクセスして行います。報告は、眼・鼻・のど・皮膚などそれぞれの症状について行います。
具体的には、目のかゆみはあったか、痛みはあったか、涙は出たかなど細かい質問事項がありました。
回答はすべて選択ボタンを押すパターンで、文字入力や文章の作成はありませんでしたので、さほど時間はかかりませんでした。
そのスマートフォンには、治験の会社の窓口や担当者の携帯電話の番号が登録されており、何あった時にはすぐに連絡が取れるようになっていました。
治験開始時に2週間分の薬が渡されました。
その日から、一日一回の薬の服用と報告が開始されます。
そして、薬が無くなった2週間後に病院に通い、血液検査・血圧の測定・医師の問診を受けます。
そこには、治験の会社の方も立ち合い、報告するうえで困った事やわからないことはないかと確認してくれます。
そして、次の2週間に飲む薬を受け取ります。
このようなパターンを2か月間繰り返します。
治験の最終日にも血液検査・血圧の測定・医師の問診がありました。
そして、お借りしていたスマートフォンを返却し、謝礼をいただきました。
謝礼は90000円でした。
治験を終えてみての感想
治験を終えてみての感想は、一言で表すと経験してよかったと思いました。
治験を受ける前には、少々不安がありました。
毎年、スギ花粉症の症状に悩まされ、病院で処方される薬を飲まずにはいられない状態でしたので、万が一薬が効かなかったら苦しい思いをするのではないか、また、薬の副作用が出てしまい、症状が抑えられないばかりか、他の病気につながってしまうかもしれないなどとふと頭をよぎりました。
この点については、治験開始前に、医師と治験会社の方から説明があり、何か不具合があった場合にはただちに中止するとのことでしたので安心することが出来ました。
治験に参加してよかった点・悪かった点
治験に参加してよかった点は、マメに血液検査を受けられ、自分が健康体であると確信できたことです。
また、自分がスギ花粉症以外にもアレルギーを持っていることが判明し、今後の対応に役立てることができます。
そして、いただいた謝礼で歯のホワイトニングをすることが出来ました。
特に不都合を感じることなく、治験を終えることが出来ました。
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