uaira007さん(男性・34歳)の治験体験談
謝礼の金額 | 2万6千5百円 |
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治験の日数 | 通院回数7回 2日に1度の通院 1回あたり約1時間 |
治験の種類 | コメドジェニックのパッチテスト |
病院の都道府県 | 岡山県 |
参加しようと思ったきっかけ
今回、治験に参加しようと思ったきっかけは現在勤めている会社を退職し、次の会社に行くまでの間に休暇期間ができてしまったからです。
有給休暇の消化がなく、継ぎ目なく次の会社に行くのであれば全く思いつかなかったです。
この休暇期間中にバイトをするのも気が引けますし、とは言ってもせっかくの休みなので少しでもお金に繋がることができれはと思い、治験に出会いました。
リスクについて思ったこと
治験のリスクについて思ったこととしましては、今回私が参加した治験は皮膚にシールを貼るようなパッチですとだったのですが、被れたりしたら、どうしようという不安はありました。
アレルギーなどはないのですが、初めての経験なのでこれまで塗ったこともないような薬品を皮膚に貼られ約2週間を過ごすというものでしたので、異常をきたした場合は自己背責任となり火傷の跡のように残ってしまうのではないか、という不安がありました。
参加するまでの流れ
治験に参加するまでの流れとしては、まずはWEB上で治験を探します。
非営利団体が治験情報を集約しているサイトがいくつもありますので、直接病院のHPを見にいくという手間はありません。
私が参加したような通院系だけでなく入院系の治験も多くあり、日程もWEB上で公表されているので選択し易いです。
ただ、負担軽減費という名目の謝礼金は取り扱っている非営利団体によっては公表していないところもあるため、直接問い合わせるか申し込みをしてみてから初めて判明するようなケースもあります。
そしてWEB上での個人情報登録を行い、自分に合った治験に申し込みを行います。
その後、メールで日程と時間、場所が送られきますので、その場所へ当日向かうというだけです。
万が一WEB上で登録した内容と差異があり治験の被実験者に相応しくないと判断された場合かは帰らされることもあるようですが、交通費という名目で2000円から3000円程度が振り込みか手渡しされます。
参加した治験の詳細・エピソード
参加した治験の詳細は、当日治験会場に到着すると用意されているPC端末で受付をします。
その内容はWEB上で申し込みを行った個人情報や身長・体重、その他項目に相違がないかを改めて質問され合計20門近く回答を行った後に受付完了となります。
恐らく、治験で何か体に異常が出てしまった場合の医療機関の責任回避のためであると考えられます。
そしてPC端末での操作後、受付から名前を呼ばれ本人確認で生年月日を口頭で聞かれます。
改めて登録情報に相違がないかを確認の上、病院着に着替え、いよいよ治験スタートです。
皮膚に薬品のついたシールのようなものを貼って剥がしてを何度か繰り返します。
そして患部をわかりやすくするためマジックで印を書きサランラップのようなもので保護されます。
2日後の再来院まで保護が必要と説明を受け、これを7回繰り返します。
治験に参加してよかった点・悪かった点
治験に参加して良かった点は、拘束時間が非常に短いということです。
また、収入ではなく負担軽減費という謝礼金としてお金をもらえますので収入にはカウントされないので副業扱いにもならないという点についてもサラリーマンとしては良かったです。
悪かった点としては、体に異常は発生していないのですが治験会場の医師が明らかに被実験者を見下しているような雰囲気がとても伝わります。
こういったことでしかお金をもらえないのだろう?と言わんばかりの目線や口調が痛かったです。
会場で一緒に被実験者になった方は言われて仕方ないな。と感じるような人が多かったことも事実です。
受付前のPC端末での質問への回答に手こずり何度も受付に文句を付けに行ったりする女性もいましたし、仕事の合間に来ているサラリーマンが治験開始時間が遅れたということで本業の時間に間に合わないと文句を言っている人もいました。
日常生活において仕事ができないというだけでなく、ご近所トラブルなどを起こしてしまうような人たちが多く集まっているように感じたので、その中に自分も含まれてしまっていることが残念でした。
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