アバロンさん(男性・45歳)の治験体験談
謝礼の金額 | 8万円 |
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治験の日数 | 3泊4日 |
治験の種類 | AGA治療薬 |
病院の都道府県 | 沖縄県 |
参加しようと思ったきっかけ
私が治験のバイトをやろうと思ったきっかけは、以前就職していた会社を上司と喧嘩して半年で辞めてしまい、次の就職先のあてもなく、無職生活をしている時に、半年くらいすると貯金もそこを尽きてしまい、このままだと食費もままならないという危機感から、学生時代の友人から聞いた治験バイトが楽で、すぐお金になると聞いたことを思い出したからでした。
参加するまでの流れ
すぐに友人に連絡してその治験ボランティア団体を教えてもらい、申し込んだところ、AGA(薄毛の治療)の治療薬のジェネリック医薬品の治験を受けることになりました。
ただし事前検診なるものを受けなければいけないとのこと。
主な検診項目は身長体重測定・血液検査・心電図・尿検査などです。
健康だけには自信のあった私は特に問題なくクリアし、その後本試験を行うこととなりました。
参加した治験の詳細・エピソード
本試験の一日目は治験者たちが夕方に院内に集合し、本人確認などのチェックを受けた後、病院のスタッフから各自ベッドを振り分けられます。
その後、風邪を引いてないか、発熱はないかなどの簡単な検査を受けてから食事をとり、就寝となります。
二日目は投薬日ですが、まず朝食は取れません。
なぜかというと食事摂取によって治験者の血液データに偏りが出ないようにするためだそうです。
私は空腹には耐えられたのですが、、AM10時に投薬してからその後、何時間かに渡って採血されますので、これは相当結構しんどかったです。
ちなみにおよそ20分から40分置きに採血が行われますので、その間は何もできないのです。
あと、私の入院した病院にはシャワーが2室しかなく、その2室に対して40人の治験者が同時に利用するのです。
しかも一日中いつでも利用できるわけではなく、シャワー時間は夕食後から就寝までのおよそ2時間に決められていたので、時間をずらして利用するわけにもいかず、まるで映画で見る刑務所のシャワーシーンのようでした。
ただ、そうはいっても全て悪いことばかりじゃなく、採血やシャワーの問題を除けば看護師さんやスタッフの方も本当に親切にしてくれますし、栄養面を考えた健康食は3食つくし、院内ではテレビゲーム(プレステ)も用意されていて、治験バイト中は、ずっと治験仲間とゲームを楽しんでいました。
特にお互いの素性や過去の話はせずとも目的がただ一緒なだけで仲良くなることができました。
当然バイトが終わってから連絡することもなかったですが、なぜか今ではとてもいい思い出となっています。
副作用について
ちなみに私の場合、薬の副作用はありませんでした。
一応、事前検診の際に薬の説明をされますが、そこで起きることのあり得る副作用についても説明を受けます。
ただ、治験の薬というのは大半がジェネリック医薬品ですので、既に世に出回って安全が確認されている薬の後発薬なのですから、リスクは少ないとのことでした。
しかしながら、実際にはインターネットで調べると副作用を起こした事例は数多く発表されています。
このハイリスク・ハイリターンのバイトをやるからには、必ず自己責任で行うことが重要です。
気になる報酬
最後に気になる報酬ですが、3泊4日の日程で、なんと8万円を手にすることができました!
当時、仕事もなく、生活費におわれていた私にとっては本当にありがたいお金でした。
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