ゲームして本を読んで1週間で20万円 | 熊本県の治験体験談


リライトマンさん(男性・30歳)の治験体験談

謝礼の金額 約20万円
治験の日数 1週間
治験の種類 不明
病院の都道府県 熊本県

 

金欠だったので、友達に誘われて興味を持った

私は学生時代飲食店で時給650円でアルバイトをしていました。
やはり学生ですのであまりバイトに費やす時間もなく、だけど遊びたいという感じでよく金欠になっていました。
そこでふと友達の「治験って知ってる?」という一言から治験というものに興味を持ち始めました。

リスクについて思ったこと

まず気になったのが治験の〔リスク〕です。
色々調べたら寿命が縮まるだの、人体実験だの書かれていたので不安に思っていました。

しかし実際に体験した人からの話を聞くと安全性は保障されているという話を聞いて安心しました。

参加するまでの流れ

実際に応募したいと思うようになり、大学病院で募集しているという話を友達から聞き応募をしました。

なんとなくのイメージで、応募したら病院にすぐ泊まって治験が開始されるものだと思っていたんですが、実際は違い〔説明会〕→〔申し込み〕→〔事前検診〕→〔合否の連絡〕→〔治験開始〕との流れでした。
面倒だなと思ったんですが、高額報酬にはかえれません。

そこでまずは説明会。
説明会では、一時間ほど難しい話を聞かされました。
話の半分は理解できていなかったと思います。

治験のメリット、治験というものがなんの為にあるのか。
これを行うことで何人もの人の命を救うことができるかもしれないと、社会の為になることなんだと、治験の意義について話されていました。

もちろんデメリットについても話されました。時間的な拘束があること、医師も予想できない副作用があること。
副作用と聞いて少し躊躇しましたが、命に別状はないと言われ少し安心しました。

そして最後に「この説明会に来たからといって治験に参加してくださいというわけではありませんので」という医師の説明がありました。あくまで個人の意思で参加できるものだということでした。

その後私は少し迷いながらも申し込みをしました。
そして事前検診の日がきました。

参加した治験の詳細・エピソード

病院に到着して検尿。
問診票の記入、体重身長、検温、血圧測定、心電図、採血で終了しました。

普通に健康診断のような流れです。
少し緊張していただけに拍子抜けしました。

家に帰り合否が気になりながらも毎日の生活を続けていました。
そして私の場合は郵便で合格の通知がきました。
嬉しさと不安で複雑な気持ちになっていたのを覚えています。

いよいよ治験の日がやってきました。
治験というのは段階分けされていて

  • 第1段階 まず最初に新薬を試してもらう段階。とても健康な人しか受けれないみたいです。
  • 第2段階 新薬が安全だと分かってその新薬が本当に効果があるのか、適量はどれくらいかを確かめる段階
  • 第3段階 多くの方に新薬を試してもらう段階。
  • 最終段階 既に新薬が使われてる状態で、本当にこの新薬を使い続けて大丈夫なのかというのを確かめる段階
に分けられるみたいです。
私はこの最終段階でした。
既に他の方が試した事があるということで少しほっとしました。
 
治験開始です。
治験が始まると、私の体の状態を把握するために、定期的に検査をされます。
代表的な検査は体温・血圧・心拍数測定、血液検査・心電図・CT検査などみんなが一度は受けたことあるようなものばかりでした。
 
拘束時間というのはあるものの、病院内での生活は案外快適でした。検査以外の時間は携帯ゲームをしたり本を読んだりと少し申し訳なくなるくらいだらだらした生活を送っていました。
 
そして間で新薬を飲み検査、そしてゲーム。
1週間はあっという間にすぎました。
 
そして治験終了、10日後には20万円という高額なお金が振り込まれていました。
 
治験でもらえるお金は「バイト代」「報酬」と言うのはご法度で「協力費」と言わないといけないということを後で知りました。
建前上はボランティアということみたいですね。

1週間で20万。確かに稼げる。

私が実際に治験に参加してみてよかったことはシンプルに稼げるということです。
でも色々調べたら申し込みは1回きりみたいです。
そして少しは人の役に立てたかな?という満足感も味わうことができました。

参加してみて悪かったところは特にないんですが、やはりリスクがあるというところですね。
人によっては一時的に頭髪が抜けたり、高熱がでたりする方もいるそうなので、、そのリスクが少し恐ろしいというところぐらいですね。

でもトータルでみても参加するメリットはあると思います。
しかし応募者全員が参加できるわけではなく健康な人でないと参加できないようなので、みなさん常日ごろから健康に気をつけて一度は治験に参加してみてください。

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