喘息が改善して謝礼も10万円もらえました | 大阪の治験体験談


HKさん(女性・28歳)の治験体験談

謝礼の金額 10万円+交通費
治験の日数 月に1回、10ヶ月
治験の種類 呼吸器系の新薬
病院の都道府県 大阪府

 

参加しようと思ったきっかけ

治験と聞くと、どんなことをされるのか少し怖いイメージがあります。
私が治験に参加したきっかけは、通院していた病院からの依頼でした。

私には喘息の疾患があり、幼少期からずっと通院していました。
そんな中、いつものように薬をもらいに行くと主治医から治験の話をもらったのです。

どんな治験をするかという説明が簡単に主治医からありましたが、聞いている限りそんなに怖いものでもなさそうなだったので参加することにしました。

安全性は確保している

治験を行う病院はまた別の場所にあったのですが、初めてそこへ行った時、他にもたくさんの方が来られていたのが印象的でした。
同じような方がいてすごく安心したのを覚えています。

まずは別室に入り、治験の説明をDVDで鑑賞しました。
説明内容は、複数の治験を同時にしてはいけないことや、万が一体調不良になった場合や持続できなくなった場合は速やかに申し出る旨などでした。

新薬て治験と言っても、私たちが初めてその新薬を使用するのではないということもわかりました。
私たちの前にちゃんとラットで実験をし、安全性は確保しているのだそうです。
人間で治験をするのは初めて、ということですね。

それでも稀に体調などに悪い影響を受ける人がいるとのことだったので、その点ではやはり不安にはなりました。
しかし私の場合は主治医から勧められたこともあり、ほぼ100%ないだろうと思いました。

DVD鑑賞のあとは、身長体重の計測・血液検査・尿検査など一般的な検査をして、その日は終わりました。

参加した治験の詳細・エピソード

翌月受診をした際から、新薬投与が開始されました。
錠剤を寝る前に一錠服用し、1ヶ月様子を見ます。
その間に発作が起きたかどうかを指定の用紙に記入します。
私がすることはたったこれだけでした。

初めて錠剤を服用する時はさすがにドキドキしましたが、特に気分が悪いなど異変は起こらなかったのでホッとしました。
1ヶ月に一度受診するごとに1万円の謝礼をいただけるので、ラッキーだなと思いました。

新薬が体に合ったから言えることだと思いますが、こんなに楽なことでお金をもらって良いのかなという気持ちになりました。
あっという間に10ヶ月が過ぎ、治験は終わりを迎えました。

新薬を使用している間は、原則として今まで使用している薬を服用することが出来ません。
もし発作が起こった際は、その旨を記入して発作止めを使うことになっています。

もし発作の頻度が多ければ、治験は途中で強制終了することになります。
幸い私は最後まで大きな発作が出なかったので無事全うすることが出来ました。

しかし、季節的なこともあり、途中で何度か息苦しくなったことはあります。
きっとこの新薬が体に合っていたのだと思いますが、以前より発作の回数は減っていました。

また治験に参加したい

喘息の苦しさは痛いほどよく分かるので、喘息が根本から治るような新薬が早く開発されないかなと思います。
その時は是非また治験に参加したいと思っています。

今まで病気だからできないことの方が多かったのですが、治験は病気だからこそ力になれます。
そのことがとても嬉しく感じます。

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